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家族でお見送り・・・

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チャッピーが虹の橋に向かった翌日は
親しい友人がお別れに来てくれて、チャッピーの昔話をしながら賑やかに過ごしました。

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↑大好きなおねえちゃんと何を話しているのかな??


チャッピーが亡くなる数日前に、夫は『いざという時』のために
あちこち、ペットの火葬をしてくれるところに問い合わせをしてくれました。

私が住んでいる東京・下町では
ペットが亡くなった時は、両国・国技館(大相撲の・・・)近くの
回向院というところで火葬・埋葬する事が多いです。
チャッピーのお友達わんちゃんたちもみな、そこに眠っているので
私も回向院に連れて行くつもりでいました。

ところが、夫の話によると
両国・回向院の電話の対応が、ひどく事務的であったと・・・。
それで、千葉県・市川市にある回向院の分院に問い合わせをすると

『まだわんちゃん、生きておられるのでしょう?
 それだったら、今は亡くなった時の事を心配しないで
 一生懸命看てあげて下さい。
 わんちゃんというのは、飼い主さんがガンバレ!と思えば
 本当に頑張るものなんですよ。
 もし、急に亡くなったとしても心配いりませんよ。
 お腹に保冷剤を抱えさせれば、1~2日は大丈夫ですから
 それからお電話下さってもいいんですよ。』

そんな風に言って頂けて、夫は迷わずここに決めたそうです。

そして、亡くなった翌々日に回向院・分院に行きました。

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ここは動物の火葬はすべて個別で行われています。
なので、家族みんなでお別れした後に自分たちの手でカマに入れます。
そして2時間ほど待ってからお骨上げです。
その2時間くらいの間、お経をあげてもらったり
お寺の庭を散策したりして過ごしました。

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↑はなみずきの花がキレイに咲いていました。
チャッピーも見たかな?

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そうして、チャッピーが我が家から姿を消して55日経ちました。
私の心もだいぶ落ち着いて
前ほど涙を流す事もなくなりました。

チャッピーが一番似合っていたエルモちゃんのアップリケのついた
黄色いお洋服は、いつも私の枕の横に並べて寝ていたのですが
今ではすっかり枕カバーと化しております(笑)

ちょっと前までは『悲しみ』や『喪失感』でいっぱいだったけれど
今は『チャッピー!本当にありがとう!』という気持ちになれました。

今もチャッピーの事を考えない日など1日とてありませんが
チャッピーが教えてくれた事、遺していってくれた事、
それは、私の胸だけにきざみつけておこうと思います。

姿かたちはなくっても、チャッピーはいつもココにいてくれます。
お座りをして、じっと私の目を見て
尻尾をフリフリして・・・。
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by wanwan-memory | 2011-06-17 12:24 | お別れ・ありがとう!

チャッピーの49日

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昨日はチャッピーの49日でした。
本当に月日が経つのは早いものです。
朝、お花屋さんに行ったら、なんと今日は臨時休業・・・
49日だというのに、キレイなお花をお供え出来なくてごめんね、チャッピー。

今日はチャッピーとお別れした日の事を書こうと思います。


4月23日(土)午前5時10分

いつものように、早朝5時に起きた私は
いつものように、夫手作りの鶏肉と野菜のペーストと柔らかく煮たおうどんを食べさせて
粉薬をシリンジで飲ませました。

それから、この日も寒い朝だったので、チャッピーを毛布にくるんで
私は自分の布団の上で抱っこしていました。
すると、何かがポロンと落ちたような気がしたので見てみるのですが
何も落ちていません。

『気のせいだったかな』 そう思ってチャッピーの顔を見ると
チャッピーの目じりからポロンと涙の粒が落ちました。

『あ~さっきのはチャッピーの涙だったのね、じゃぁ今日は目薬ささなくて大丈夫だね!』

なんと、あきれたのんきなお母さんでしょうか!
そうです、今にして思えばこの涙がチャッピーからの最期のメッセージだったのです。

『お母さん、僕そろそろ行かなきゃだ! 今までほんとにありがとうね!』

たぶん、私にそう伝えようとしていたのに違いありません。

なぜなら、チャッピーの涙というのは普段は目頭から流れるのです。
他のわんちゃんはどうなのかはわからないけれど
チャッピーが涙を流す時はそうなのです。
それが、この時は目じりから流れてポロンと落ちたのです。

なんでこの時に気づいてあげられなかったんだろう・・・
私の後悔はこの1点に尽きるのです。

この後、なぜか私はチャッピーの写真を撮りたくなり
携帯のカメラの『カメラ切り替え機能』を使い、チャッピーを抱いたまま写真を撮りました。
その時の写真がこれです。

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この写真が、生きているチャッピーの最期の写真になってしまいました。
そして、意識のある、目の開いているチャッピーとの最期になってしまったのです。

それからしばらくの間、チャッピーを抱いたあと
布団に寝かせて、私も休みました。

朝、目が覚めるとチャッピーはすやすやと眠っていました。
家の用事をしながらの合間に様子を見るのですが
やっぱり寝ています。
おしっこは出ていないし、無理に起こしてもどうかと思い
体位変換だけして、また寝かせました。
その後、せめて水分だけでもと思い、シリンジを口に持っていっても
口を開けようともせず眠っています。

それでも、昼過ぎまで一度も覚醒しないし
おかしいな・・・なんかへんだな・・・そう思っていました。

そして、2時30分頃だったでしょうか
やっぱりこんなに目を開けないのはおかしいと思い
チャッピーが息をしているか、自分の耳を近づけてみると、呼吸していません!

『えっ?うそ!』 もう一度耳をあてても、やっぱり呼吸していないのです。

慌てて布団をめくると、お腹は上下に動いて呼吸はしているようでした。
でも、何度確かめても息をしていないのです。

私はパニックになり、震える手で仕事中の夫に電話をしました。

夫『わかった、すぐに病院に連れて行きなさい、僕も今から病院に向かうから!』

それから、病院に電話をして状態を伝えると、すぐに連れて来るようにとの事。
電話を切った後の事は、今でもあまり思い出せません(笑)
それくらいパニックになっていたのですね。

車を玄関まで移動させ、後部座席のドアを開けてから部屋に戻り
毛布にくるんだチャッピーを抱き、車に乗せ、病院に急ぎました。

午後3時15分
病院の前まで行くと、すでに到着していた夫が待っていました。
私の車を停車させると同時に、夫がドアを開けてチャッピーを抱きかかえ
病院に入って行きました。

私が病院に入ると、先生がチャッピーを診察してくれているところでした。

先生『意識がなく、危険な状態です。今から脳圧を下げる薬を注射します。
  この後の事ですが、もういつ逝ってもおかしくない状態です。
  今夜かもしれないし、明日の朝かもしれないし、2日後、3日後かもしれません。
  今までのように水分や栄養分、薬も口からはあげられないので
  入院させてもいいですし、おうちに連れて帰ってもらって
  家で点滴と座薬をするという事も可能です。
  そして、安楽死という事も選択肢のひとつとしてお考えになっても
  決して間違いではありません』

もうだめなのであれば、病院の冷たいゲージの中で最期の時を迎えるより
絶対に家で見送りたい・・・
そして、今後の事については家に帰って家族と相談して決めたい・・・

そんな事を言ったと思います。
それから夫とチャッピーと私は家に帰りました。

チャッピーは眠ったまま、夫に抱かれていました。

すると、チャッピーが 『ヒクッ・ヒクッ』 と声をあげたので
夫 『なんだ?今の?』 
私 『顔が上を向いているから苦しいんじゃない?寝かせてあげたら?』 
夫 『あ、そっか~ごめんごめん』

2人で笑いながらチャッピーを布団に寝かせました。

とても先の事なんて考えられなくて、私は夫の灰皿をとりに台所に行き
持って来た灰皿を夫に手渡しながら、チャッピーの顔をのぞくと

『ん?なんかへん!』 

チャッピーに顔を近づけると、やはり息をしていません。
布団をはぐり、お腹をみると
やっぱり呼吸をしていませんでした。

『パパ!! チャッピーがっ!』

慌てて夫はチャッピーをすぐに抱きかかえ

『チャッピー!チャッピー!どうした、チャッピー!』

これがチャッピーの最期の瞬間でした。


後で携帯の発信履歴を見てわかった事ですが
午後3時52分に、娘たちの携帯に電話しているので
チャッピーが亡くなった時間はおそらく3時50分くらいだったと思います。

その後の事も、正直言ってあまり思い出せないのですが
また後日、思い出せる範囲の事を書こうと思っています。

どうも気持ちがズシンと重くなってきましたので、今日はここまでにします。
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by wanwan-memory | 2011-06-12 05:02 | お別れ・ありがとう!

倒れた日からの事③

今日はチャッピーが寝たきりになってからの色々を書こうと思います。


チャッピーは、寝たきりになってから『目やに』がひどくなりました。
特に右目がひどかったです。
真っ白な目やにが目を覆ってしまうようになりました。

何とか取ってあげたいと思い、綿棒を水で濡らしてそぉ~っとそぉ~とやってみるのですが
目を傷つけてはいけないと恐る恐るの作業で、なかなかうまくいきませんでした。

それで、動物病院に連れて行った時に先生にお願いしてとってもらいました。
さすがに先生です(笑)
コットンをぬらしてすぅ~っと取ってくださいました。

『はぁ~スッキリした』 チャッピーがそんな顔をしていたのを良く覚えています。

綿棒よりも、こうしてコットンやガーゼを水で十分にぬらして
ダイレクトに目やにを取ってあげるのがいいようです。
以外にもチャッピーは嫌がりませんでした。

目やに対策に、目薬を2種類もらい
目薬を一日2回さすのも、日課になりました。

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寝たきりになって、一番心配したのが『床ずれ』でした。

寝たきりになったわんちゃんの床ずれというのを、見た事がなかったので
初期症状を見逃すまいと、骨だらけになってしまったチャッピーの身体を
毎日毎日、毛をかきわけて探しました。

ある日、顔の骨のところが2ミリほどピンク色になっているのを発見!!

ネットでわんちゃんの床ずれを調べている時に見つけた
アロマオイル活用方をやってみました。

ベースオイル(ホホバ油・アーモンド油など)20mlに
ティーツリーを8~10滴ほど混ぜたものを、ピンク色になった皮膚に塗布するというものです。
刺激が強すぎるのが心配だったので、私は少量の水を混ぜたものを使いました。

それと平行して、さらし木綿で『ミニミニドーナツ枕』を作りました。

うちの娘たちが赤ちゃんの頃に使った『ドーナツ枕』からヒントを得て
さらし木綿を棒状にして、わっかを作るというすごく簡単なものです。
高さは、棒の太さを調節すればいいので
何度か作り直して、チャッピーにフィットする高さのものを作る事が出来ました。
(写真がなくて残念です・・・)

すると、2日ほどで顔のピンク色になった皮膚がキレイになくなっていました。

その後もアロマオイルの方は、チャッピーが布団の中のおしっこシートにおしっこをした時に
市販のシャンプータオルで拭いた後、お湯でさらに薄めたものでタオルを絞り身体を拭きました。
ティーツリーというアロマオイルには殺菌作用があるようです。
香りもとても良く、すごく気に入りました。

娘たちの赤ちゃんの頃・・・といえば、お布団のこと。

チャッピーが寝たきりになった時にはまだ季節が寒い時期だったので
何を使ってあげたらいいか、押入れをガサゴソしている時に見つけたのが
娘たちが赤ちゃんの時に使った『赤ちゃん布団』でした。

もう二度と使う事もないだろうと、何度も捨てようとしたのですが
あまりにもキレイな状態だったので、使用目的もないままに押入れに眠っていたものです。

これは軽くて温かく、痩せて骨だらけになったチャッピーにはピッタリでした。
おまけにサイズもピッタリ!

何でもちゃんととっておくものですね(笑)
いつどんな事に役立つか、わかりませんね。

チャッピーの体位変換や、おしっこシートの取替えの時に
私は自分の両手をチャッピーの身体の下に滑り込ませ

『いっち に~の~ ちゃぁ~ん!』 ← ※1・2の3の意

と言いながら抱き上げました。

娘たちはそれがおかしかったらしく、良く私の真似をしていました。

『ちゃぁ~ん!』のところだけ、みんなで声を揃えては大笑いです。

こんな些細な、小さなところに、実は家族の大きな幸せがあるのだと
私たちは、物言わぬチャッピーに教えてもらっていたのですね・・・。

本当にありがとう!チャッピー!


【次回に続く・・・】
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by wanwan-memory | 2011-06-08 11:07 | neneの独り言

倒れた日からの事②

前回の記事からの続きです。


4月10日(日)
この日は1日、苦しそうな状態が続きました。
比較的に呼吸が荒く、足をつっぱっているような様子。
夕方5時頃に、痙攣が起きそうになったので注射を使用しました。
あとは、覚醒している時にポカリスエットや水を飲ませ、
食事は水で溶いた栄養剤(すべてシリンジを使用)

4月11日(月)

この日は、粉薬がなくなってしまったので
予約をとってかかりつけの動物病院へ。
薬の量と身体の状態を確認するために、半日入院して
夕方6時にお迎えに行きました。

粉薬だけで安定する事がわかったので、足の管(針)をはずしてもらいました。

その後、夜はわりと安定していて
目を開けている時に、少々震えがありましたが
それは痙攣ではなく、チャッピーが身体を動かそうとしているのだと
病院の先生がおっしゃっていました。

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↑ 私がシリンジで水を飲ませているところです。

4月12日(火)

この日からしばらくの間は
早朝5時と夕方5時の1日2回、粉薬を飲ませれば
安定した日が続いていきました。

私はなんとなく

『先生はあと1週間はもたないでしょうとおっしゃったけど
 案外、こんな調子でお薬さえ切らさなければ大丈夫なのかも。。。』

そんな風に思えてきていました。

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↑ 長女に抱っこされて、ちょっと甘えたお顔のチャッピーです。
 『なーに?また写真?』 なんて思っていたのでしょうか?

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↑ 家族の中ではチャッピーと一番仲良しだった長女に抱っこされて幸せそうだね!
  覚醒している時間に長女と一緒にいると、こんなに元気そうに見えます。
  写真だけみていると、とても具合が悪いようには見えません。

4月14日(木)

この日、チャッピーは長年暮らした1階の玄関先から
私たちが寝ている部屋(2階)にお引越ししました。

前の晩、チャッピーに付き添いながら
うとうと1時間ほど眠ってしまった私。
きっとよほど無理な姿勢だったんでしょう、足を痛めてしまいました。
これでは介護する方がダメになってしまうと思い、お引越しする事に。

私のすぐ手の届くところに、チャッピーの布団を敷きました。
すると、次女が自分の布団を持ってきて一緒に寝ると言い出し
結局川の字になって寝る事になりました(^m^)

この日から22日まで、痙攣が起きる事もなく
何事もなく、穏やかな数日間が過ぎていきました。

夜は次女と、仕事から帰ってきた夫とで
チャッピーのマッサージが日課になりました。

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↑ 次女の布団でマッサージの休憩中

おしっこがたくさん出た時などは
夫と娘たちとで、チャッピーをお風呂に入れてくれた日もありました。
(もちろん、片付けは私です・・・笑)

マッサージの途中でう○ちが出たりすると
仕事中の私に、う○ちの写メが送られてきた事もありました。


そして私は、チャッピーに食事(病院の缶詰と栄養剤)を与えている時にふと

『犬生の最期の時に、こんなものばかりじゃ可愛そうだ!』と思い

無類の麺好きだったチャッピーに
おうどんをくたくたになるまで煮て(箸ですくえなほど)
もちろん、煮干と鰹節のおだしを使い
さらに包丁で細かくして、チャッピーに食べさせてみました。

最初の日は1本(笑)
もっと欲しそうにしていましたが、また吐いてしまっては可愛そうなので
様子をみました(大丈夫でした!)

すると、それを見ていた夫が
これまた、チャッピーの大好物の鶏肉とキャベツと人参を
コトコト煮込んで、さらにミキサーにかけたものを作ってくれました。
もちろん、これも喜んで食べてくれました。

でも、夫には内緒なのですが
実はチャッピー、おうどんの方が喜んでいたのです!
つるんとした食感が食べやすかったのでしょうかね~

言えば、せっかくチャッピーのためにと作ってくれた夫は
きっとガッカリするのでは・・・と、いまだに内緒にしております(笑)

ちなみに、病院の先生の話だと
この状態のチャッピーには、固形物を食べさせても全部水分となってしまい
身体に吸収はされないそうです。

でも、最期の時に好きなものを食べさせてあげたいと伝えると

『そうしてあげて下さい。でも喜ぶからっていきなりたくさんあげてはダメですよ。
 そして、栄養剤もあげるようにして下さいね』

そうおっしゃっていました。


今、思い出してみても
チャッピーにとっては、身体の辛い日々だったかもしれないけど
毎日毎日、家族みんなでチャッピーを囲んで賑やかで楽しかったな。。。

若い頃はお留守番が多くて、ずいぶんと寂しい思いをさせてしまったね。
ごめんね、チャッピー。

でも、チャッピーがいつもそこにいてくれて、いつも待っててくれて
だからこそ、私たち家族は幸せに過ごせてきたんだと
今頃になってわかったよ。

本当にありがとね、チャッピー。


【次回につづく・・・】
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by wanwan-memory | 2011-06-04 14:36 | neneの独り言